さてヘルシンキで10万円両替をしたら4100FM,1FMは25円でし
た。昔、私は100FM紙幣を10000円札と思って大切にしていたものです
。当時は1ドルが360円で100FMは9000円弱だったかと記憶していま
す。タバコのマルボローも1箱1ドルでした。そんな高額なタバコの吸えない私
達は、紙巻き器でパイプタバコの葉を巻いて吸っていたものです。時々バイキン
グラインやシルヤラインの船上で安くタバコを手にした時はとても嬉しかったこ
とを覚えています。それを思うと随分と為替も変動し、今の私達日本人にとって
昔ほどの諸物価の割高感はありません。1969年アポロ11号が月に行く前の
頃の話です。
ここ数回、私はストランド・インターコンチネンタルホテルを利用していま
す。ヒルッカ達が目と鼻の先であるLISAN KATUに引っ越したおかげで
行き来がとても楽になりました。ヘルシンキの知人達に差し上げるつもりで、日
本から送ったお土産の荷物がホテルに届いていません。税金の関係で郵便局にあ
るから行ってみてくれとのことです。ヤッコに付き合ってもらい、中央郵便局ま
での道のりを静寂な公園を散歩がてら行ってみました。ヤッコはまもなく軍隊に
入隊しなくてはなりません。約1年間大統領警備の仕事にたずさわるのだと話し
てくれました。最近の軍隊はあまり厳しくなく、週末にも帰宅することが出来た
り、以前ほど辛くないんですよと話してくれました。ヨルマ、ヒルッカ夫妻が来
日出来るのも、ヤッコが軍隊に行って彼の世話をしなくてもよいのも原因の1つ
ですので、私にとってフィンランドの軍隊制度は感謝すべき事なのでしょう。さ
て郵便物の件ですが、皆さん気をつけて下さい。今年1996年の1月よりプレ
ゼントの類いの郵便物でEU以外の国からの物には56%の税金がかかる様にな
ったそうです。
私の荷物には10万円相当と記してありますから、300FK以上56%課
税に適応して約56000円の税金を支払いなさい、とのことです。全く寝耳に
水のことで“知らなかった”“今まで払ったことはない”とわめいていましたら
窓口の女性の方は何故か課税するのを許してくれました。随分と儲けたような気
になり不思議な気分でした。